いつもごらんくださりありがとうございます。みなさまに、ごあいさつがあります。終了の詳細はこちらの記事をご覧いただければ幸いです。

ポカポカは本日ですべての事業を終了いたします。お一人お一人に御礼を申し上げるべきですが、ブログ上で大変失礼致します。こちらの案内で知った方には申し訳ございません。

少し長いですが、以下、ハッシー、ヒロ、イソリのメッセージ。よろしければおつきあいください。
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「音楽にいっばい力をかしてもらった43年間」 
橋井晴彦


長い間ご支援していただき心より御礼申し上げます。

ポカポカは18年間公演を続けさせていただきましたが、初期は試行錯誤の時期で下記の演奏者の皆さんに時期がずれながらも本当に助けていただきました。

感謝の気持ちでいっぱいです。

<ヴァイオリン>正田孝子、石内幹子、工藤旬葉、富永博子、三木静香、加藤(三谷)恵理、越川 歩、荒井友美

<ピアノ>田中修二、澤田真希、斉藤(竹内)尚美

<キーボード>島本亮

<ギタ->有海治雄

<ドラム>岩波晴彦

<振付>多田祐子

そしてその後14年間 橋井、磯崎、広上、3人専従体制を作り子ども達に真摯に向き合い、堅くなっている心を解放し感性を耕すコンサートを続けてきました。

小学校においてはオリジナル曲「南の島から」は戦争の悲惨さ、醜さ、一部の人達の金儲けのために起こされたこと等、言葉を選びながら伝えてきました。

「風のカーニバル」「ジャガイモの国」「ももくり三年かき八年」は夢を諦めない、一人一人みんな違っていいんだよ、続けることの大切さ等を楽しく踊ったりしながら伝えてきました。

幼稚園・保育園は「どんぐりの森」「ヤドカリ」「だんご虫」等で踊りや手遊びをしながら自然や人間以外の生き物にも心を寄せて欲しい。など。

全国の児童館公演は、行くところ行くところが、地域性や伝統や言葉が少しずつ違うので、それに対応しながら元気の出るコンサートを続けてきました。

学童保育は特別にそれぞれの学童の曲を作曲してプレゼントしてきました。

又、大人としての自分たちの生き方も、コンサート活動に相応しくなるよう、それなりに戒めて来たつもりですし、応援して下さっている沢山の方々との思い出も数知れず、嬉しくもありがんばれる力をいただいたことも、ここまで続けられた要因です。

埼玉県在住の創造団体(音楽・演劇・パフォ-マンス等)との交流も、同業者としての頑張りを感じることができ、元気をいっぱいもらいました。

ライフワ-クとして障害持ってる子ども達、成人のサポ-ト活動も20年以上続けてきました。

東京大田区の「うめの木園」、小平市の「みんなで助け合う会」、立教大学主催の支援のためのセミナ-、川越の自閉症施設「けやきの郷」、川越を中心としたサポ-ト活動「ほっとは-と」、「埼玉県おもちゃ図書館」、所沢7成人施設による「ミュ-ジカル」等

どこまでサポ-ト活動ができたか解りませんが、いわゆる全力で取り組んできました。

音楽活動43年の終了となりました。関わっていただいた皆様心より御礼申し上げます。

ハッシー(橋井晴彦)

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「長い間応援ありがとうございます」広上邦子

ポカポカで踊り、音響、を担当させていただきました。

たくさんの子どもたちと、先生方にお会いできたことの感謝を、どうあらわしていいかわかりません。

橋井は、出会った人達と、心一つになることに命をかけて邁進していました。

その橋井に想いを寄せ、一緒に活動できたことを喜びとしています。

会場で、心ひとつになったときの感動を、これからも、大切にしていきたいと思っています。

磯崎も、橋井のこころひとつになることに一生懸命努力し、細い体で重たい物をいっぱい持ち、細い指で、ダイナミックな演奏をしてきました。

わたしは、この磯崎を見守り、頑張ってくれている姿を見るのが幸せでした。

この二人と14年間一緒にできたことは、わたしの大きな大きな財産です。

三人で一緒にできないポカポカは、ポカポカではありません。

なので終了することに後悔していません。

これからは、橋井と磯崎と一緒にやってきて学んだこと……

人を大切にすること、世の中の人のために役に立つことをやっていきたいと思います。

長い間たくさん応援ありがとうございました。

ヒロ(広上邦子)

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「みなさまへ感謝を込めて」  磯崎麻奈美

人を大切にするということは、見守ること、寄り添うこと、ちょっとおせっかいすること、必要と思って下さったときすぐ手を差し伸べられること……。

橋井と広上と14年間共にいて、からまった糸がほぐれていくようなシーンも、たくさん見てきました。またその逆も。

他ではできない濃い経験を数多くさせていただきました。

広上は、先生方との当日の打ち合わせで、ポカポカと公演先をぐっと近づけてくれました。

人と人との温度が一定になっていくための準備がどれだけ大事か、ということを教わりました。

橋井は、現地に足を運ぶことをとても大切にしていて、青森県など、どんなに遠くても、埼玉県所沢から車で事前打ち合わせに行っていました。

40年以上の経験から、先生方と直接会うことで、学校や園の様子も、肌で感じるようです。

公演でのエネルギーは、このような積み重ねからもうまれてきました。

橋井がよく口にしていたのは、「先生方の関係が、子どもたちの日常に大きく関わる」ということです。

先生も人間です。毎日顔を合わせるけれど、合う合わないはあるはずです。

しかし、お互いを尊重できる関係を築こうという努力が、必ず、子どもたちに伝わる、と常に申しております。

実際その時には、伝わったかどうかわからなくても、1年後、3年後、10年後、桃栗三年柿八年のように、今行った種まきと努力がきっと実を結んでいくはずです。

子どもたちは、感じています、見ていてくれます。

自然の営みや大切さ、相手を敬う心、命の尊さ…を、音楽を通して出会った方々の心をポカポカにする、橋井の想いに共感し共有し、携われたことに、誇りをもっています。

そして、子どもたちと関わるそれは、私自身のよりどころでもありました。

橋井と広上が一所懸命築き上げてきたところに、大学卒業と共に専属メンバーとして加えていただき、今日がありますこと、支えて下さった皆様、出会って下さった皆様、共演者の方々に、心からお礼申し上げます。

皆様からいただいたものを、あたたかさ、強さを持つ人として、これからお返しできるように邁進して参ります。

イソリ(磯崎麻奈美)
ブログ「音はつなぐ 空とわたしとあなたと」
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(リクエストの際はメッセージを一言いただけるとありがたいです)

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長いあいさつを読んで下さりありがとうございました。

ポカポカはおかげさまで本日で終了いたします。

ご縁のあった皆様、誠にありがとうございます。

今後も皆様のご健康、幸せを心から願っています。

28年12月23日 (金)
ハッシー ヒロ イソリ

終了の理由、ごあいさつ。よろしければこちらもご覧下さい。


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橋井晴彦アートオフィス ポカポカ
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